instagram

杉並の音楽(概要)

杉並の音楽とは

クラシック、ジャズ、ロックなど多彩な音楽の発信地でもある杉並区。
すぎなみ学倶楽部内にあるインタビューや音楽にまつわる記事を年代ごとにまとめ、年代別のリンク集として紹介する。

1930~1960年代

帝国蓄音器株式会社(現・株式会社テイチクエンタテインメント)の東京吹込所が堀ノ内に開設(1934‐1999)。「東京ラプソディ」や「東京五輪音頭」をはじめとする数々のヒット曲が生み出された。

杉並公会堂:1957-。荻窪駅北口徒歩約7分、2006年リニューアル。日本フィルハーモニー交響楽団の拠点。クラシックに特化したホールを持つ。
杉並児童合唱団発足:1964-。テレビ番組への出演、CM等のレコーディングや舞台で活躍する。
・ムーヴィン: 1968-1975ごろ。高円寺にあったロック喫茶の先駆け。店主の和田博巳は「はちみつぱい」のメンバー。

建て替え前の旧杉並公会堂(写真提供:杉並区)

建て替え前の旧杉並公会堂(写真提供:杉並区)

杉並児童合唱団

杉並児童合唱団

1970年代

吉祥寺と国分寺に並んで「三寺」と言われ、フォーク・ロックのメッカと称された高円寺には、南こうせつ、吉田拓郎、青い三角定規ら、多くのシンガーソングライターたちが移住した。

・荻窪ロフト: 1974-1980。ロック・フォーク系のライブハウス。荒井由実(松任谷由実)、サザンオールスターズ、RCサクセションなど、のちのビッグネームが多数出演。 参照:『定本 ライブハウス「ロフト」青春記』
・次郎吉(現:JIROKICHI): 1975-。高円寺北口にある老舗のライブハウス。
・稲生座:1978-。高円寺庚申通り商店街にレコードが聞けるロックバーとして開店。現在はフォークを中心としたライブが多い。

1980年代

「三宅裕司のいかすバンド天国(イカ天)」がTBS系で放送開始(1989‐1990)。アマチュアバンドが多数登場。番組をきっかけにメジャーデビューするバンドが続出し、1990年代に続くバンドブームの起爆剤となった。

・杉並区歌・杉並音頭:1982年制定。杉並区歌は作詞:佐藤有弘、杉並音頭は作詞:竹下彦一、作曲は共に遠藤実。
・20000V:1989‐2009。高円寺駅南口、パル商店街内にあったパンクロック系ライブハウス。

1990年代

日本発のポピュラー音楽を指すJ-POPという呼称が一般化。80年代初めに製品化されたCD(コンパクトディスク)が普及。コンピューターやシンセサイザーを使用したデジタル技術による音楽制作が進む。

・Show Boat:1993-。高円寺北口にオープン。ロックベース、オールジャンルのライブハウス。
・Ken Yokoyama(横山健さん)ソロ活動を開始:1969‐。杉並区高井戸生まれのギタリスト
阿佐谷ジャズストリート: 1995-。例年10月下旬の金・土曜日の2日間、駅前の広場や杉並区役所、街角などで開催。ピアニストの山下洋輔さんは第三回から出演している。 参照:阿佐谷ジャズストリートの誕生と継承
・杉並区立郷土博物館で展示『高円寺フォーク伝説』開催:1996年11月3日~12月1日
・怒髪天 増子直純さん:1990年から在住(西荻窪)

阿佐谷ジャズストリート第1回ポスター

阿佐谷ジャズストリート第1回ポスター

2000年代

荻窪音楽祭:2000-。例年11月上旬に「21世紀の荻窪を考える会」が開催 参照:荻窪でクラシックの音楽祭、誕生!
座・高円寺:2009-。大小3つのホールを持ち、演劇公演のほか阿波おどり公演にも使用される

座・高円寺

座・高円寺

2010年代

阿佐ヶ谷ロマンティクス:早稲田大学のサークルメンバーで2014年に結成。国内外のフェスに出演。

2020年代

・杉並区立郷土博物館で特別展『昭和歌謡は杉並から生まれた テイチク東京吹込所物語』開催:2025年10月25日~12月7日

DATA

  • 出典・参考文献:

    『高円寺フォーク伝説』杉並区立郷土博物館
    『昭和歌謡は杉並から生まれた テイチク東京吹込所物語』杉並区立郷土博物館

  • 掲載日:2026年03月17日