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検索件数:1211件

掲載日時

「阿佐ヶ谷教室」では、初級者向けにグループレッスンが行われる

掲載日:2023.12.11

LTC友の会

多様なルーツの在住外国人が集う「地球村」

日本語習得を目指す在住外国人が楽しく通う、日本語ボランティア教室

「どこに住んでいますか?」「阿佐谷に住んでいます」 学習した日本語で会話をする外国人の声と、その会話を助ける日本語ボランティアの声で、教室は活気にあふれている。 LTC友の会(Language Training Circleの略)は、区内に在住・在勤・通学する外国人のために(※1)、日本語学習の支援を行うボランティアグループだ。設立は1994(平成6)年で、...

高田博厚(写真提供:東松山市教育委員会)

掲載日:2023.12.11

高田博厚さん

彫刻家・文筆家

日本とフランスで、思索に満ちた彫刻と文章を残した芸術家

高田博厚(たかた ひろあつ 1900-1987)は石川県出身の彫刻家・文筆家だ。1931(昭和6)年に30歳で渡仏し、戦中戦後を含む26年間をフランスで過ごした。文豪ロマン・ロランに「君は指で思索する」と評され、哲学者アラン、画家ジョルジュ・ルオーをはじめ欧州の知識人と自由に交流した人物だ。 そんな高田は渡仏前の若かりし日々、杉並の西荻窪駅近くにアトリエを構...

小林多喜二。1931(昭和6)年、馬橋の家にて(出典:近代日本人の肖像 )

掲載日:2023.12.04

小林多喜二さん

小説家

文学で民衆の奮起を促す

小林多喜二(こばやし たきじ 1903-1933)はプロレタリア文学作家である。 秋田県北秋田郡下川沿村(現大館市)の自作農兼小作農の農家に生まれる。幼い頃、一家は経済的に立ち行かなくなり、北海道の小樽に移住。伯父の経営するパン工場で働きながら、北海道庁立小樽商業学校(現北海道小樽未来創造高等学校)、ついで旧制小樽高等商業学校(※1)に進学した。その間、文学...

佐藤友美学芸員と共に古文書の翻刻を進める会員たち

掲載日:2023.11.27

みおつくしの会

古文書を読み解くボランティア団体

杉並区立郷土博物館に寄贈・寄託された古文書を読解・翻刻・公開

みおつくしの会は、古文書の解読に研鑽(けんさん)することを目的として設立されたボランティア団体だ。杉並区立郷土博物館の視聴覚室で、同博物館が所蔵する杉並区内の地方文書(※1)の解読・翻刻(※2)を行っている。 会員は、郷土博物館が開催する古文書講座の修了生が主で、2023(令和5)年現在15名が所属。担当の佐藤友美学芸員と共に、毎月2~3回、日曜日の午前10...

地元の朝採れ野菜の甘みを楽しみたい

掲載日:2023.11.27

旬菜ままや

(富士見ヶ丘駅)

新鮮な地元野菜のおいしさが味わえる家庭料理と酒の店

富士見ヶ丘駅北口から徒歩約1分。富士見ヶ丘通りを北に向かうと左手に「旬菜ままや」がある。旬の採れたて野菜がたっぷり味わえる家庭料理と酒の店だ。店内は明るく、木のぬくもりを感じるカウンター席とテーブル席があり、ゆっくりとくつろげる。 店主の中尾さんは、朝から杉並区内の農家数軒を回り、採れたて野菜の仕入れから一日をスタート。注文の料理を手際よく調理しながら、客が...

主な活動の一つ「川しらべ」。自分たちで生き物を採取し、観察する

掲載日:2023.11.20

善福寺川を里川にカエル会

「川から日本を元気にしたい」

地域のみんなで善福寺川をきれいにし、次世代に引き継ぐ

善福寺川を里川にカエル会(通称:善福蛙)は、「東京から日本を元気にしたい!」という熱い思いを持った人々が集まり、2011(平成23)年に始動した市民団体だ。川や生き物が好きな大人と子供、河川の専門家、学校支援本部(※1)のメンバー、環境学習コーディネーター、教職員などを含む多様な人々が、ボランティアで活動している。 事務局の鈴木律子さんは「私たちは“100...

17人のキャラが大集合(画像提供:夢の力プロジェクト)

掲載日:2023.11.20

杉並区内各駅周辺キャラクター(17人)

東京商工会議所 杉並支部青年部が公募、杉並区内17駅周辺のキャラクター

杉並区内には私鉄・地下鉄・JRの駅が合計18ある。東京商工会議所 杉並支部青年部・夢の力プロジェクト(以下「夢の力」)では、各駅周辺の街の歴史や文化を連想させるキャラクターのデザイン原案と名前を募集する「キャラクターデザインコンテスト」を実施(荻窪駅はJRと地下鉄で1つ)。2019(令和元)年から開始し、2022(令和4)年に17人が出そろった。 「夢の力」...

西荻窪・今野書店でのワークショップで子供たちに語りかけるスギヤマさん (撮影:2023年9月10日) 

掲載日:2023.11.20

スギヤマカナヨさん

絵本作家

本の楽しさを伝え続ける絵本作家

1995(平成7)年から杉並区で暮らしている絵本作家・スギヤマカナヨさん。その活動は、絵本作りだけにとどまらない。子供向けのワークショップを全国各地の図書館や小学校などで開き、視覚障害児のための雑誌「手で見る学習絵本テルミ」の編集長を務めている。また、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(※1)に協力し、アジアの子供たちに絵本を送ったり、同法人のミャンマ...

掲載日:2023.11.15

広報すぎなみ
2023年11月15日号

秋の夜長に、杉並ゆかりの作家の世界に浸ってみませんか?

広報すぎなみコラムの全文はこちらです 広報すぎなみ11/15号(外部リンク) ▼関連情報 すぎなみ学倶楽部 ゆかりの人々>開高健さん ...

青いひさしが目印の外観。本棚の隙間から店内の明かりがこぼれる

掲載日:2023.11.13

古書かいた

(荻窪駅)

紙の本を守りたい。若い店主の営む古書店

古書かいたは、荻窪駅北口方面のことぶき通り商店街を北に100mほど進んだところにある古書店だ。かつて理髪店だった物件を改修した店内には、店主の和田健(わだ たけし)さんが選んだ文学書や写真集などが棚に収まりきらないほどにあふれ返っている。 吉祥寺の古書店・よみた屋での数年の勤務を経て、和田さんが古書かいたを開業したのは2022(令和4)年7月、28歳の時だっ...