とらや椿山

職人の菓子作りコンクールで誕生した「大栗まん」

パールセンターの中程にあるとらや椿山(ちんざん)は、大正14年の創業以来、年中無休で営業し浮き沈みの激しい業界にあって90年以上の歴史を誇っている。店名は初代、寅三郎氏の名前から“とらや”、俳句の雅号から“椿山”とした。店名にちなんで、店内のテーブルや椅子、照明器具にまで螺鈿(らでん)の椿が施されているので、お立ち寄りの際にはご注目あれ。賑やかな通りから一歩店に踏み入れれば、そこはゆっくり落ち着ける空間なこと間違いなし。
おすすめ商品
名物大栗まん(380円)は、昭和30年代後半、職人による菓子作りのコンクールを開いたときに誕生した。厳選した大粒の国産栗を丸ごと蜜漬けにして寝かし、白手亡(てぼう)餡(白いんげんの餡)に包み、大栗型に入れて焼き上げたもの。香ばしく焼きあがった皮に、栗らしく見せるために施した芥子粒がアクセントになって、大きくてもあっさり食べられる美味しさ。そのほか、戦前からある最中(220円)や羊羹(1本3,300円)、一枚一枚丁寧に焼き上げたカステラ(ご家庭用730円)、といった定番商品から、四季おりおりに丹念に作られる生菓子など多種多彩。店内ではあんみつ(700円)や田舎しるこ(800円)、年配者に好評の特性粟ぜんざい(880円)やくずきり(980円)などがいただける。金属を使うと味が落ちるので、機械は一切使用せず全て手作り。

DATA

  • 住所:杉並区阿佐谷南1-33-5
  • 電話:03-3314-1331
  • 最寄駅: 南阿佐ケ谷(東京メトロ丸ノ内線)  阿佐ケ谷(JR中央線/総武線) 
  • 営業時間:10:00-19:00
  • 休業:無休
  • 取材:日暮美月
  • 撮影:日暮美月
  • 掲載日:2009年03月13日
  • 情報更新日:2015年07月15日

ずしりと重い「大栗まん」

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季節を映す生菓子

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店舗外観

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