
店舗建替えにより、入口で一望でき店内の回遊性も向上
JA東京中央 ファーマーズマーケット荻窪は荻窪駅南口から徒歩約10分、青梅街道沿いに店舗を構える。駐車場は6台分を完備。2026(令和8)年に店舗の建替えが行われたことで、以前より売場も広くなり、入口から店内を見渡せ、回遊性も向上して買い物がしやすくなった。杉並区や中野区、世田谷区および近隣地域の地場産野菜や、農産加工品のほか、野菜の種・花苗・切り花・肥料・培養土などを扱っている。
店内では、スタッフ手作りのポップを参考に好みの品を選ぶのも楽しい。調理方法に悩んだときは、スタッフに尋ねるとおいしい食べ方をアドバイスしてもらえる。売り切れることも多いため、お目当ての商品がある場合は早い時間に訪れるといいだろう。
新潟県魚沼市や山梨県笛吹市など、区外の地域で採れた旬の野菜や果物、農産加工品も販売している。地域交流を兼ねて、地域の特産物を紹介し農家を応援することが目的だ。就農者は高齢化が進み、技術が継承される機会も減っているという。室井さんは「地方のJAとも連携し、ドレッシングなど野菜との相性もよい加工品を仕入れています」と話す。
また、杉並産野菜のパスタを提供する「まぁるいカフェ」や福祉作業所の商品の材料に杉並産野菜を使ってもらうなど、区内の飲食店や福祉関係者と協働して地産地消の取り組みを推進している。
季節の野菜や定番野菜を問わず自信のある野菜ばかりで「どれもおすすめ」とのこと。葉の裏が紫色をしている水前寺菜(すいぜんじな)、間引き菜(まびきな)や中玉トマトなど、スーパーで見かけることが少ない野菜もそろう。とくに試験的に取り組んでいるかぼちゃの品揃えは豊富で、めずらしい品種が複数並ぶ。「かぼちゃは葉物より日持ちがするので農家の負担が軽い野菜です。スーパーは輸入品が多いですが、ここのかぼちゃは国産品です」と室井さん。地場産野菜の入荷は生産者の収穫状況にもよるので、商品がたくさん並んでいる日は絶好の購入チャンスだ。その土地ならではの特産品が多いので、気になる商品に出合えたら、試してみてはいかがだろうか。