ハード⾯では、永福体育館に整備された国際基準を満たすビーチコートがある。都内でも珍しい本格的な設備で、イタリアビーチバレーボールチームの事前キャンプ地に選ばれた。ビーチバレーは、1996(平成8)年のアトランタオリンピックで正式種⽬となって以来、ロンドン2012大会、リオ2016大会で最も多くの観客を動員した⼈気が⾼いスポーツ。オリンピック代表選⼿が区内で練習をするということで、⽇本チームのみならずイタリアチームへの親近感がわき、ビーチバレーへの関⼼と共に応援の声も⾼まることが期待される。区では、公開練習や交流イベントなども企画されているので、オリンピック競技の迫⼒を⾝近に感じ、選⼿と触れ合える貴重な機会となるだろう。
1964(昭和39)年の東京オリンピックと同じく、聖⽕リレーは区内でも⾏われることが決定している。実施⽇は東京都⽇程の9⽇⽬にあたる7⽉18⽇。前回⼤会の聖⽕リレーは、区内では⻘梅街道を通過するだけであったが、今回は各⾃治体でスタートとゴールが設定されている。コースは、区⽴桃井原っぱ公園をスタートし、⻘梅街道を⻄から東に⾛り、区⽴蚕⽷の森公園が到着予定地となっている。スタート地点の桃井原っぱ公園では、聖⽕の出発を祝うセレモニーも予定されている。7⽉24⽇の開会式に向けて気運の⾼まりを区内で体感できる最⼤のチャンスだ。
▼関連情報
すぎなみ学倶楽部 特集>公園に行こう>区立桃井原っぱ公園
すぎなみ学倶楽部 特集>公園に行こう>区立蚕糸の森公園
杉並区HP 東京2020オリンピック聖火リレールートが決定しました(外部リンク)
「杉並区でもオリンピック・パラリンピックに参加できるんだよ、ということをお伝えしたい」と、区の担当は⼒を込めて話す。区では東京2020大会開催に向け、区⺠が今大会を⾝近に感じられるいろいろなイベントの開催が予定されている。情報は区公式ホームページの「東京2020オリンピック・パラリンピック競技⼤会に向けた取り組み」の「関連イベント」ページに随時掲載される。都⺠として東京2020大会に期待すると共に、区⺠としても⾝近な地域で盛り上がりに参加できる機会は豊富だ。2020(令和2)年が忘れられない夏になる。