パンと料理とお菓子の店 tonttu

店主の優しさあふれるおいしいパンがお待ちかね

阿佐ケ谷駅南口より徒歩約5分、産業商工会館前に2017(平成29)年5月にオープンしたベーカリーカフェtonttu(トントゥ)。店名は、北欧民話に登場する赤い帽子をかぶった小さな妖精の名からとったもの。パンのテイクアウトだけでなく、店内ではモーニング、ランチ、カフェタイムでセットメニューが楽しめる。
店主の膝館大輝(ひざたてだいき)さんは、阿佐谷北在住で、これまでベーカリー、イタリアン、フレンチ、カフェなど多様な場所で働いてきた。この店の時間帯ごとに趣向を凝らしたメニュー作りには、これまでの経験が役だっているのだそう。「モットーは“お客様の日常生活に寄り添う”です。場面によって違った楽しみを持てるような店にしたいです」。国産小麦、手作り酵母、発酵バターなど、パンの素材を厳選するだけでなく、調理パンの具材にまで心を配っている。お得意のフレンチの技法で調理された野菜がたっぷり入り、パンのおいしさを引き立てている。
膝館さんは開業以来、町内会の結びつきに支えられてきたという。「台風の時に気にかけてくれたり、阿佐ヶ谷神明宮の例大祭で産業商工会館前から神輿(みこし)が出る時に、店頭で商売繁盛を祈願してくれたりと、心遣いがうれしかったです」。ここは、店と客と地域を優しさでつなぐ場所でもあるようだ。
おすすめ商品
「ガーリックトースト」(170円)は、驚きの量の炒めたみじん切りニンニクがミニバケットの中から顔を出す、オリジナリティあふれる一品。見て楽しく、食べておいしいのが、「かおパン」(100円)だ。バターが香るブリオシュ(※)生地に、きび砂糖のほのかな甘さがマッチしている。手のひらサイズなので、小腹のすいた時にちょっとつまんでも。膝館さんのおすすめは「大人のチョココロネ」(180円)。カカオ64%のフランス産ビターチョコを使用した自家製チョコクリームは、甘さを抑えた味わいが魅力だ。

※ブリオシュ:卵、牛乳、バターをたっぷり入れた柔らかいパン

▼関連情報
すぎなみ学倶楽部 文化・雑学>杉並の寺社>阿佐ヶ谷神明宮
すぎなみ学倶楽部 食>杉並の喫茶店>フレスココーヒー ロースターズ

DATA

  • 住所:杉並区阿佐谷南3-30-2ネモトビル1F
  • 電話:03-5347-9085
  • 最寄駅: 南阿佐ヶ谷(東京メトロ丸ノ内線)  阿佐ケ谷(JR中央線/総武線) 
  • 営業時間:9:00-19:00
  • 休業:月曜(祝日の場合は営業、翌火曜休)
  • 補足:モーニング:9:00-10:30 、ランチ:11:30-13:30、カフェ:14:30-17:00
  • 公式ホームページ:http://picbear.com/cafe_tonttu
  • 取材:村田理恵
  • 撮影:村田理恵、TFF
    写真提供:膝館大輝さん
  • 掲載日:2018年01月09日

「ガーリックトースト」(右)は、ニンニクの芽の緑がアクセント。「かおパン」は、焼きあがりによって異なる表情がほっこり感を演出。左は「チョココロネ」

「ガーリックトースト」(右)は、ニンニクの芽の緑がアクセント。「かおパン」は、焼きあがりによって異なる表情がほっこり感を演出。左は「チョココロネ」

モーニングの「牛乳食パンセット」(600円)。牛乳を使って焼き上げたパンと手作りジャムのシンプルな組み合わせ。コーヒーは近所の喫茶店「フレスココーヒーロースターズ」に焙煎を依頼(写真提供:膝館大輝さん)

モーニングの「牛乳食パンセット」(600円)。牛乳を使って焼き上げたパンと手作りジャムのシンプルな組み合わせ。コーヒーは近所の喫茶店「フレスココーヒーロースターズ」に焙煎を依頼(写真提供:膝館大輝さん)

具材に凝った多彩な調理パン。パンと野菜の絶妙なコンビネーションをぜひ味わって

具材に凝った多彩な調理パン。パンと野菜の絶妙なコンビネーションをぜひ味わって

店内が見える開放的な入り口。ドアをふちどる赤色が人目をひく。中は、テーブル席2席とカウンター席が4席

店内が見える開放的な入り口。ドアをふちどる赤色が人目をひく。中は、テーブル席2席とカウンター席が4席