
野菜たっぷり、食感も楽しい食べ応えのある「野菜カレー」
西荻窪駅南口から徒歩約6分。神明通りに入り、杉並区立西荻南児童公園を過ぎて最初の左の角にロースイーツとカレーのカフェraccoon(ラクーン)がある。
オーナーの井澤さんは、会社員の夫がカレー作りにはまり、みるみるうちに驚くほど完成度の高いレシピを開発した、と話す。「これを仕事にしてはどうか」と店を出す場所を探し始めると、いろいろな縁がつながって良い物件が見つかり、2017(平成29)年にraccoonをオープン。店名は、以前ここで営業していた居酒屋が「たぬき」だったことから、それを英語にした raccoon dog の一部を取って命名した。
店内には「古い家具が好き」と言う井澤さんが集めた2人掛けのテーブル席が五つ。大きなソファもあって落ち着ける雰囲気だ。本や映画、音楽が好きな井澤さんの夫の趣味も反映されている。
カレーは常時3種類。インドやパキスタンなど、いろいろな国や地域のテイストを少しずつ取り入れている。
インディカ米と合わせて提供される、季節の野菜を使った「野菜カレー」は、野菜のやさしい甘みにスパイスを効かせ、メリハリをつけている。3種類の中では最も辛口なので、「ハーフ&ハーフ」や「三種盛り」にするのもおすすめだ。
この「野菜カレー」に、別メニューの「カレー煮卵」をトッピングしたものが、杉並区のヘルシーメニューとして登録されている。たっぷりの野菜に卵のたんぱく質を加えた、栄養バランスの良い一皿だ。この煮卵は、ゆでた卵をスパイスとオイルに1〜2日漬け込んだもので、これだけでも食べ応えがあるが、カレーと一緒にほおばって深い味わいを楽しんでほしい。すべてのカレーメニューは、テイクアウトもできる。