
弁当のご飯は、飯豊町産の白米「つや姫」と玄米「金のいぶき」から選べる
高円寺純情商店街に、山形県の飯豊町(いいでまち)の名産品が並ぶ「山形県飯豊町アンテナショップ IIDE」がある。高円寺の小学校が農業体験に訪れたことをきっかけに、山形と東京をつなぐ拠点として2014(平成26)年にオープンした。
当初はイートインがメインだったが、より気軽に立ち寄れるよう2019(平成31)年にリニューアル。現在は、飯豊町産のブランド米「つや姫」を使ったおにぎりや弁当の販売に力を入れている。
スタッフの大和さんは、「毎朝、開店の2時間前から、おにぎり・キッチン(総菜)・パック詰めの担当3名で、楽しく手作りしています。お客さまはご近所の方や常連さんが多いのですが、若い方がふらっとおにぎりを買いに来て、そのまま店内の名産品をご覧になることもあります。海外の方もよくいらっしゃいますよ」と笑顔で語る。
甘みがあり、冷めてもおいしい「つや姫」で握るおにぎりは11種類。中でも「米沢牛しぐれ煮」「紅鮭」「紀州南高梅」が人気だ。また、栄養豊富な飯豊町産の玄米「金のいぶき」を使ったおにぎりも4種類あり、こちらも好評である。
弁当の種類もバラエティー豊か。数量限定の「米沢牛大すき重」は、やさしい味付けのやわらかい米沢牛を、「つや姫」で炊いたご飯にたっぷりとトッピング。煮物、厚焼き玉子、玉こんにゃくなど多彩なおかずも添えられ、ボリューム満点だ。
惣菜単品や弁当でも販売する「手ごねハンバーグ」は、オニオン・トマトソースまでも、運営元である「有限会社HOT WIRE GROUP」代表・佐久間さんのオリジナルレシピだという。
2025(令和7)年には、「煮物・紅鮭弁当」と別売りの「ブロッコリーのサラダ」の組み合わせが、栄養バランスに優れたメニューとして杉並区のヘルシーメニュー店に登録された。「脂質を気にしている方や、野菜不足を感じている方におすすめの組み合わせです」と大和さんは話す。
「煮物・紅鮭弁当」には、惣菜で一番人気の筑前煮が入っている。大きめの竹の子、しいたけ、こんにゃくなどは、薄味ながらもしっかりと味が染みており満足度が高い。「ブロッコリーのサラダ」は、スタッフがツナやコーン、卵などを日替わりであえているため、日によって異なる味わいを楽しめる。どちらも人気商品のため、ヘルシーメニューとしてセットで購入したい場合は、早めの来店が安心だ。
店内には「道の駅 いいで めざみの里観光物産館」から取り寄せた人気商品が、木の棚に見やすくディスプレイされている。ご当地ラーメンや芋煮のたれが売れ筋で、春から秋にかけては山菜やアスパラ、菊芋など、山形ならではの新鮮な野菜も店頭に並ぶ。
また、高円寺純情商店街コラボパッケージの飯豊産米や、「高円寺純情純米酒」も取り扱っている。例年、「高円寺フェス」や「熱汁祭」といった地元イベントにも積極的に出店。高円寺とのつながりを大切にしながら飯豊町の魅力を発信し続けている。「高円寺は街歩きを楽しむ方が多い場所。その立ち寄り先の一つとして、ぜひ気軽にお越しください」
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