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らぁ麺旭

カウンター席から厨房と調理風景がよく見える

カウンター席から厨房と調理風景がよく見える

素材の和が織りなす、洗練された「醤油らぁ麺」

浜田山の「らぁ麺旭」は、店主の江連さんが祖父母、父母と80年続いた「旭クリーニング」の跡地にオープン。同じ屋号の「旭」を掲げている。「もともと店を継ぐつもりでしたが、飲食店をやりたくて」と江連さん。味が好みだった高田馬場の名店「らぁ麺やまぐち」で6年修業し、公認店として2025(令和7)年3月に開店。師匠に教わった鶏のスープを生かしつつ、アレンジを加えて自らの味を作り上げた。
江連さんのおすすめは「醤油らぁ麺」。だしには、豊かなうまみが特徴の吉備黄金鶏のほか、国産の丸鶏、豚のげんこつと背ガラ、貝類、白口煮干し、さば節、かつお節をバランスよく配合。醤油は、島根の老舗「森田醤油」の生醤油と三年熟成さいしこみ生醤油を使い、火を入れて香ばしい風味を引き出している。これらが繊細に合わさったスープは、上品な仕上がりで、するする飲み干せるうまさだ。

醤油らぁ麺/麺150g。豚チャーシュー2種とメンマ入り。写真は手もみ麺

醤油らぁ麺/麺150g。豚チャーシュー2種とメンマ入り。写真は手もみ麺

「生まれも育ちも浜田山のこの場所です」と話す、店長の江連さん

「生まれも育ちも浜田山のこの場所です」と話す、店長の江連さん

「塩らぁ麺」など新メニューも続々登場

店自慢のさまざまなトッピングが楽しめる「特製醤油らぁ麺」も好評だ。ほろほろの煮豚と焼き豚、やわらかい鶏チャーシュー2種、味玉、メンマ、ワンタン2種が丼の上を飾り、食べ応え十分。ワンタンの片方はさんしょう入りで、ピリッとした刺激がアクセントになる。
2026(令和8)年1月からは「塩らぁ麺」もメニューに登場。3種類の塩、干したイカのげそ、シイタケ、昆布から作るまろやかなスープを、焦がしネギ油が引き立てる。
醤油と塩の「らぁ麺」の麺は、中太の手もみ麺と細麺から選べる。「師匠がレシピを作って羽田製麺が開発した麺を受け継いでいます。弾力があり、他にはないようなプリプリした食感が特長です」
このほか、こしょうとさんしょうが効いたスパイシーな「まぜそば」や、昆布水につけて食べる「鰹昆布水つけ麺」もある。「いろいろなメニューを食べに何度も来てもらえるとうれしい」と、江連さんはほほ笑む。

どの具から食べるか迷ってしまう、豪華な「特製醤油らぁ麺」。味玉もトロトロ

どの具から食べるか迷ってしまう、豪華な「特製醤油らぁ麺」。味玉もトロトロ

澄んだスープが食欲をそそる「塩らぁ麺」。写真は細麺

澄んだスープが食欲をそそる「塩らぁ麺」。写真は細麺

「地元浜田山を大切にしていきたい」

「女性一人でも入りやすい店を目指した」という店内は、明るく清潔感があり、厨房の様子がよく見える。白木のカウンターに赤茶色の盆が品よくセッティングされて、割烹(かっぽう)のような趣だ。
浜田山駅から徒歩約1分というアクセスの良い場所にあり、日時によっては店の前に順番待ちの行列ができる。平日や土曜日の13時半過ぎなら比較的空いているそうだ。オープン当初はラーメン好きが多く訪れたが、今では地元の客もたくさん来てくれるようになったとのこと。「祖父母のクリーニング店の時代から続く店なので、これからも地元を大切にしていきたいと思っています」

淡いグリーンの壁に彩られた明るい店内

淡いグリーンの壁に彩られた明るい店内

店頭に浜田山のイベントポスターが貼られていることもあり、地元愛が感じられる

店頭に浜田山のイベントポスターが貼られていることもあり、地元愛が感じられる

店舗情報

【こだわり】地元を大切にし、長く愛される店を目指す

・他ラーメン:「塩らぁ麺」「鰹昆布水つけ麺」「まぜそば」
・メニュー:「チャーシュー丼」など/トッピング:特製(鶏チャーシュー2種・味玉・ワンタン2種)、木の子玉葱ペーストなど
・ラーメン専門店
・カウンター9~10席
・子供可
・2025(令和7)年3月開業

祖父母の代からの屋号「旭」を掲げる

祖父母の代からの屋号「旭」を掲げる

DATA

  • 住所:杉並区浜田山2-19-6 パークフォンテA
  • 電話:03-6759-3968
  • 営業時間:11:00-15:00
  • 休業:火曜
  • 補足:スープがなくなり次第終了
  • 公式ホームページ(外部リンク):https://x.com/gGGQlXk83l46757?lang=ja
  • 取材:西永福丸
  • 撮影:西永福丸
    取材日:2026年01月15日
  • 掲載日:2026年02月02日