臙脂(えんじ)のほかに、紺、藤の渋い三色展開(※紺は残部少)
例年2⽉開催の⾼円寺演芸まつりなどで販売されている⾼円寺演芸まつりオリジナル⼿ぬぐい。
切り絵のような味わいのあるかわいらしいイラストは、演芸にまつわる仕事を多く手掛けるイラストレーターのとつかりょうこさんによるもの。落語、講談、浪曲、太神楽(だいかぐら)、紙切り、漫才などの演芸を始め、東京高円寺阿波おどり、高円寺演芸まつりのメイン会場でもある座・高円寺など、シンプルながら一目見て分かるイラストで表現されている。
販売店ベルピアの店長によると、「描かれている芸人さんにもそれぞれモデルがいるので、詳しい人はどの師匠か分かるはず」とのこと。イラストの配置もそれとなく実際の高円寺の町に対応しているので、「このそば屋はもしかしてあの店かな?」と推理して楽しむのも一興だ。
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落語の世界では、扇子とともに小道具としても使われる手ぬぐい。修業を始めた噺家が前座から二ツ目に昇進する際に作って、名刺代わりに配る風習があるそうだ。高円寺演芸まつりオリジナル手ぬぐいも綿100%、日本の伝統的な染め物の技法「注染(ちゅうせん)」で作られている本格派だ。色は臙脂(えんじ)、紺、藤の3種類。
製作した高円寺演芸振興協会の担当者は「“持ち歩ける高円寺”として、高円寺がお好きな方には特に、フフフと思っていただける要素が詰まっていることがおすすめです。時々眺めてほっこりしていただきたいです」と話す。
高円寺演芸まつりのお土産としてだけでなく、高円寺に行ってきたよ、のご挨拶に一枚いかがだろうか。
○販売場所
・ベルピア(杉並区高円寺南3-57-1):03-3311-4522
・高円寺演芸振興協会主催の演芸会
https://x.com/koenjiengei2011
○問い合わせ
高円寺演芸振興協会
https://www.koenji-engei.com/