らーめん いろはや

「らーめん」「つけめん」だけで勝負する

「らーめん」「つけめん」だけで勝負する

特徴ある自家製麺と風味豊かなすっきりスープ

2016(平成28)年から早稲田通り沿いで営業を開始し、優しい味わいの醤油ラーメンで近隣の人たちの舌を魅了しているらーめん いろはや
人気メニュー「らーめん」の第一印象は、昔ながらの中華そば。具はチャーシュー(肩ロースとバラロール)にメンマ、海苔、なると巻とシンプルだ。しかし、箸をとって食べ始めると「今」の技術を駆使し工夫が凝らされていることに気づく。甘さを感じさせる透明なスープは、豚骨をメインに鶏ガラ、昆布、煮干しからだしを取り、すっきりした後味が特徴。麺は中くらいの太さのストレート麺で、スープに合う絶妙な太さを研究し、粉の配合と水分量を調整して作り上げた自慢の自家製麺だ。「らーめん」の麺は150gとやや多めだが、ふわっとした舌触りと適度なコシがあり、するっと食べてしまう。「軟らかく茹(ゆ)でているわけではなくこういう麺なのですが、麺固めでとおっしゃるお客様がたまにいて」と、店主の鬼頭正美さんは苦笑い。麺固めだと生茹でになるので、お断りしているそうだ。大盛無料なのは、お腹いっぱいになって帰って欲しいという心意気である。

らーめん/700円/麺150g(大250g)。季節を問わず一番人気だ

らーめん/700円/麺150g(大250g)。季節を問わず一番人気だ

別室にある製麺機で麺を作る

別室にある製麺機で麺を作る

夢の続きはどこまでも

鬼頭さんは自分の店を持つ夢を抱いて新潟から上京し、中目黒のラーメン店「春木屋 めんめん」で2年修業した後、現在の店を開いた。
高円寺と阿佐谷の間、どちらの駅からも遠い立地。しかし、住宅街に近い早稲田通りの路面店だけに、近隣に住む人、近くで働く人などの客足は途絶えず、リピーターは増えていった。車で通りがかった人が、看板が気になり後日訪れてくれた、ということもあったそうだ。「近くにあったらいいなあ、と自分で思うような店にしたかったんです。小さくても目が行き届いて、家族で来られるような店です」。土日には夫婦が間の席に子供を座らせて仲良くラーメンを食べる姿があり、自転車に乗ったカップルが来て席に着くことも多い。今では鬼頭さんが思い描いた店になっている。
「独立の夢は叶(かな)いましたが、さらにおいしいラーメンを目指して進化させています」

店主の鬼頭さん。チャーシュー、なると巻は注文のたびに切る

店主の鬼頭さん。チャーシュー、なると巻は注文のたびに切る

席はカウンターのみ8席

席はカウンターのみ8席

店舗情報

【こだわり】家族連れでラーメンを楽しめる店に

・他ラーメン:「つけめん」「味玉つけめん」「チャーシューつけめん」
・メニュー:ごはん、チャーシューごはん/ビール/追加トッピング:味玉、青菜、のり、メンマほか
・ラーメン専門店
・カウンター8席
・子供可
・2016(平成28)年1月開業

「つけめん」(750円)。ゴロゴロに切ったチャーシューとメンマ入り。水でしめた麺は、ふわっとした食感につるつるした喉ごしが加わり、250gの麺があっという間になくなる

「つけめん」(750円)。ゴロゴロに切ったチャーシューとメンマ入り。水でしめた麺は、ふわっとした食感につるつるした喉ごしが加わり、250gの麺があっという間になくなる

早稲田通り沿い、消防署と交番の向かい。自転車でやってくる人も多い

早稲田通り沿い、消防署と交番の向かい。自転車でやってくる人も多い

DATA

  • 住所:杉並区阿佐谷北6-13-1
  • 電話:非公開
  • 最寄駅: 阿佐ケ谷(JR中央線/総武線) 
  • 営業時間:11:30-14:00 / 18:00-21:00
  • 休業:水曜
  • 補足:売り切れ次第終了
  • 取材:小泊あけみ
  • 撮影:小泊あけみ
  • 掲載日:2019年12月23日