杉並の教育・未来の教育

教育を通して未来に責任を持つ

(井出)AI(人工知能)がもっと発展していくと、教育の仕組みってもっと変わってくる。知識と技術はAIで学んだほうがずっと有効で手っ取り早い。今、学校や塾で教えていることのほとんどはAIで代用できます。でも、それだけでは役に立たない。獲得した知識や技術が社会に役立つかどうか確かめる場がなければいけないんです。それが学校なんですよね。

(生重)それも含めて、教育というものは、受けるものから一歩アクションするものになっていくんじゃないかというふうに、今、私はいろいろなところに出ている中で感じています。

(井出)そうですね。1872(明治5)年に学制が発布されたときは、わかりやすい「富国強兵」という目的がありました。今は教育の目的が拡散しているので、全体の教育を考えていく視点をもう一度作り直さなければいけない。それは何かというと、人類が滅びないように、持続可能な社会に対して責任を持って関わっていくことのできる人間を育てていくことだと私は思っています。教育を通してこれからの、我々の未来に責任を持っていくんだと。