キビタキ

姿も声もきれいな小鳥

東南アジアから渡ってくる夏鳥(※1)。体長は約14cmで、シジュウカラと同じくらいの大きさである。雄の眉斑(※2)と腹は鮮やかな黄色で目立つが、雌は腹がオリーブ色で全体的に地味な色をしている。雄は「ピュルル、ピュルル、ヒッヒッ」と鳴き、春の渡りの頃、都立和田堀公園や都立善福寺公園などに美しいさえずりが響くことがある。

※1 夏鳥:春先に国内に渡って来て繁殖し、秋になると南の越冬地へ行く渡り鳥の総称
※2 眉斑(びはん):目の上の眉線

▼関連情報
すぎなみ学倶楽部 自然>野鳥>シジュウカラ

DATA

  • 取材:西村眞一
  • 撮影:西村眞一
  • 掲載日:2020年06月15日

キビタキ(雄)<br>4月、都立善福寺公園で撮影

キビタキ(雄)
4月、都立善福寺公園で撮影