区立三井の森公園

区内で最も大きな樹林地の1つ

神田川からほど近い住宅街の中にある杉並区立三井の森公園は、杉並区内で最も大きな樹林地の1つだ。2010(平成22)年4月の開園以来、近所の人たちが季節を楽しむ散歩道となっている。樹上から差し込む木洩れ日が美しい園内は、まさしく都会の「森」。

高井戸中学校側は憩いの空間
高井戸中学校に隣接する園地北西側は、見上げるようなイヌシデ、コナラ、クヌギ、エゴノキが、伸び伸びと枝を広げる雑木林。昭和の初期から「三井の森」と呼ばれ、ほとんど人の手が入らず保存されてきた貴重な樹林地。日中でも静かな園内には、ベンチで読書する人、とんがり屋根のあずまやでくつろぐ人など、思い思いの時間がゆったりと流れている。夏にはうっそうと涼しい木陰をつくる木々も、紅葉が過ぎれば葉を落とし冬木立に。植物図鑑を片手に、自然のまま保全された野生のランや草木類を見つけるのも楽しい。

杉並区立三井の森公園内の風景

杉並区立三井の森公園内の風景

神田川からは、しゃれた遊歩道を歩きたい

神田川から乙女橋を渡ってすぐにある園地は、洒落たレンガの遊歩道が目印。樹齢70年を越える桜並木は、かつてこの地にあった三井上高井戸運動場の記念樹。神田川が削られ出来た崖を覆う雑木林が葉を茂らせ、ウッドデッキからは水辺の観察ができる。秋にはヒガンバナでにぎわうこの水辺が、その昔、釣り掘だったとは驚きだ。4、5分で通り抜けられる遊歩道だが、初春に咲く樹高10メートルのコブシ、初夏に花をつけるホソバタイサンボクの大樹など、足早に去るには惜しい野趣あふれる公園である。

利用者便利情報(取材時現在)

広さ:17,350.45㎡
駐車場:なし
駐輪場:あり
ベンチ:31台
水遊び場:なし
ボール遊び場:なし
犬連れ:不可
トイレ:あり
誰でもトイレ:あり
売店:なし
飲料自販機:なし
管理事務所:なし
防災設備:かまどベンチ

DATA