杉並チャリティー・ウォーク

楽しく歩いて社会貢献

杉並チャリティー・ウォークは、杉並の街を楽しく歩きながら社会貢献ができるイベント。杉並区社会福祉協議会の声掛けで、「国際ボランティア年」だった2001(平成13)年に第1回が開催された。
参加者は、参加費の500 円を募金箱に入れ、コース内に設置されたチェックポイントを周り、スタンプを集めながらウォーキングを楽しむ。コースは高井戸や井荻、善福寺川周辺など、数年ごとに変更。開催16回目の2016(平成28)年は、高円寺の名所や商店街を巡る約6kmのコースが舞台となり、親子連れなど約750名が参加した。チェックポイントには、お菓子のつかみどり、チャリティー古本市、健康チェックなど、幼児から高齢者まで楽しめる企画がたくさん。コース途中からの参加も可能で、車いすやベビーカーの利用者や、脚力に自身のない人も、自分や家族のペースに合わせて挑戦できる。ゴール後には抽選会があり、景品も楽しみのひとつだ。景品は開催コースの地元企業など協賛企業の協力で提供してもらっている。要所要所に立つボランティアスタッフにも地域の方が多数おり、参加者への道案内をしたり励ましたり、イベントをサポートしている。
実行委員会は企業・行政・区民から構成され、このイベントで集まった参加費の全額を、子供たちの健全育成や社会教育活動を行う団体に助成している。そのため、資金を管理・運営する「特定非営利活動法人未来をつなぐ子ども資金」では、同NPOと公募の委員による選考会で、助成先の団体を決定。子供の遊び場作りをするプレーパーク事業などに役立てている。

杉並を知ってもらうため、コースには区内の名所も組み込まれている。写真は長仙寺

杉並を知ってもらうため、コースには区内の名所も組み込まれている。写真は長仙寺

コース上にプチプレーパークが作られる(写真提供:杉並チャリティー・ウォーク実行委員会)

コース上にプチプレーパークが作られる(写真提供:杉並チャリティー・ウォーク実行委員会)

実行委員長・東さん、NPO理事長・宇治川さんのインタビュー

Q:このイベントをやって良かった点は?
A:「参加者が笑顔になる」という点です。「今年も楽しかったよ。また来年も来るよ」とニコニコ顔で言われると、我々スタッフも思わず笑顔になります。リピーターも多く、16回毎年参加されている方もいらっしゃいます。言い方を変えれば、「お金を払って参加して、歩き回って疲れているはずなのにみんなうれしそう」。この気持ちを参加者と共有できる点が実行委員会冥利(みょうり)につきます。実行委員もボランティアですが、当日の準備作業ボランティアへの参加を申し出てくださる方も年々増えてきて助かっています。(※ボランティアの募集は通年行われている。公式HPを参照)

Q:毎年の開催時期は?
A:晴天の日が多いということで、5月の下旬の日曜に開催しています。雨天決行で、過去に数回雨が降ったこともありますが、それでも参加してくださった方が多く、うれしかったです。

Q:アピールしたいことは何ですか?
A:皆様の参加費が全額助成金になる、ということです。運営費は地域の企業などからの協賛金で賄っています。チャリティー・ウォークに参加すること、つまり楽しく歩くことが社会貢献となり、子供たちへの支援になるのです。

Q:今後の活動、目指す形を聞かせてください。
A:過去に当イベントに参加してくださった方が、「ちょうふチャリティウォーク」を立ち上げ、今では相互に協力し合うようになりました。チャリティー・ウォークの輪が杉並から日本中のあちこちに広がっていくようになればうれしいです。私たちも、より良いイベントになるよう、毎年5月の開催を目指して、前年の9月からアイデア会議や委員会で話し合いを重ねています。

高円寺を歩くコースでの一コマ。世界一大きなドラを叩くことに挑戦。写真は株式会社プロフェッショナル・パーカッション内にあるタムタム(楽器名)

高円寺を歩くコースでの一コマ。世界一大きなドラを叩くことに挑戦。写真は株式会社プロフェッショナル・パーカッション内にあるタムタム(楽器名)

参加者が持ち寄った本が並ぶ「古本市」コーナー。1コインの募金で欲しい本がもらえる

参加者が持ち寄った本が並ぶ「古本市」コーナー。1コインの募金で欲しい本がもらえる

ゴール後の抽選会の景品も楽しみの一つ

ゴール後の抽選会の景品も楽しみの一つ

受付で区公式アニメキャラクター「なみすけ」がお出迎え。スタート地点からイベント気分が 盛り上がる

受付で区公式アニメキャラクター「なみすけ」がお出迎え。スタート地点からイベント気分が 盛り上がる

【次回】 杉並チャリティー・ウォーク2018

開催日時:2018年5月 第3または第4日曜を予定

DATA

  • 公式ホームページ:http://kodomoshikin.org
  • 取材:おおつちさとべえ
  • 撮影:おおつちさとべえ
    写真提供:杉並チャリティー・ウォーク実行委員会
  • 掲載日:2017年05月08日