乗馬

杉並区馬術連盟は、毎週水曜日と木曜日に東京乗馬倶楽部(小田急線参宮橋駅から徒歩約2分)で練習している

杉並区馬術連盟は、毎週水曜日と木曜日に東京乗馬倶楽部(小田急線参宮橋駅から徒歩約2分)で練習している

30年以上の歴史がある杉並区馬術連盟

「速歩(はやあし)!」の掛け声とともに、4頭の馬が軽快に馬場を回りだす。背筋がすっと伸びた騎乗者の姿からは気品が漂う。
杉並区馬術連盟の練習は、会長・鈴木豊さんの指導のもと、渋谷区代々木にある東京乗馬倶楽部で週2回行われている。結成は1985(昭和60)年。東京乗馬倶楽部の会員だった鈴木さんが元オリンピック馬術日本代表の影山祐三さんらと、馬術の向上と区民の親睦を図るために立ち上げた。1993(平成5)年に鈴木さんが会長に就任し、現在は約150人の区ゆかりの乗馬愛好家が加入している。

会長の鈴木豊さん。連盟で練習の指導をしている

会長の鈴木豊さん。連盟で練習の指導をしている

杉並区馬術連盟の活動

学生や主婦、退職後の余暇を楽しむ人など、20代から60代までのメンバーが活動する杉並区馬術連盟。その多くは、連盟が毎年5月に開催する「初心者区民乗馬教室」に参加したことが、入会のきっかけだったという。
「初心者区民乗馬教室」では、手綱の持ち方や騎乗の仕方などの基本から、馬をゆっくり歩かせる常歩(なみあし)、馬のリズムに合わせて体を上下する速歩まで、レベルに合った指導が計4回受けられる。東京乗馬倶楽部は区内からのアクセスも良く、鈴木さんや会員の方が丁寧に教えてくれるので、毎回多くの参加者から好評の教室だそうだ。
入会後の練習では、馬の気持ちを酌みながら自由に美しく乗れるよう、おのおのが毎週乗馬の腕を磨いている。その成果を披露できるのが、連盟が毎年11月23日に開催する「杉並区民馬術大会」だ。一般区民や、杉並にある都立農芸高等学校馬術部も参加する大会で、馬場馬術競技やジムカーナ(指定された経路を走る競技)など、複数の競技が行われる。
鈴木さんは、「馬は生き物。馬ごとに個性があり、乗り手との相性もあって、それを見極めるのが面白い。どんな人でも、年をとってもできるスポーツなので、ぜひ楽しんでほしい」と話す。毎年4月の広報すぎなみに「初心者区民乗馬教室」の案内が掲載されるので、興味のある人は体験してみてはいかがだろうか。

杉並区民馬術大会の競技、ジムカーナ(写真提供:杉並区馬術連盟)

杉並区民馬術大会の競技、ジムカーナ(写真提供:杉並区馬術連盟)

河口湖畔や千葉の海岸などで外乗(がいじょう)する遠乗会も年に1回開催(写真提供:杉並区馬術連盟)

河口湖畔や千葉の海岸などで外乗(がいじょう)する遠乗会も年に1回開催(写真提供:杉並区馬術連盟)

おとなしかったり、気難しかったり、個性豊かな馬たちと触れ合えるのも乗馬の楽しみの一つ

おとなしかったり、気難しかったり、個性豊かな馬たちと触れ合えるのも乗馬の楽しみの一つ

DATA

  • 補足:杉並区馬術連盟の問い合わせ先:杉馬連・渡邉 tonotatsu@lion.ocn.ne.jp
  • 取材:西永福丸
  • 撮影:西永福丸
    写真提供:杉並区馬術連盟
  • 掲載日:2019年08月05日