※2019(平成31)年3月2日より、しばらくの間休業中です。
荻窪駅北の教会通り新栄会にある「はちみつ専門店ラベイユ」の目と鼻の先に2017(平成29)年12月、同店のスイーツショップが開店した。「はちみつフランス菓子専門店 パティスリー ドゥ ラベイユ」だ。世界中のはちみつからラベイユが厳選したものを贅沢(ぜいたく)に使い、砂糖をまったく使わずに作った生菓子や焼き菓子を提供している。「はちみつは、ビタミンやミネラル成分など、砂糖とは違った栄養素を含んでいます。当店の菓子に使っているはちみつは、現在約30種類弱ですが、それぞれの菓子とベストマッチになるようにセレクトしました。砂糖をはちみつに変えることは実は簡単ではなく、菓子が思うように膨らまなかったり、また、はちみつと菓子の組み合わせによる風味に納得がいかないこともありましたが、何度も試作し、試行錯誤の上、ようやく完成しました」と店長の秋山さんは話す。
おすすめ商品
ハンガリー産アカシアのはちみつを使ったアップルパイ「ショーソン オ ポム」(378円)。「りんごは国産のふじを使い、はちみつとレモンで煮詰めてりんごの味を引き出しました。表面にはドリュール(つや出し用の溶き卵)に重ねて、はちみつを塗って仕上げています」と山本シェフ。一口食べるとサクッとした軽い食感で、はちみつの香りが口いっぱいに広がる。焼き立てをいただくのが一番だが、食べる直前に温めてもおいしいとのこと。シェフおすすめの生ケーキは、ハンガリー産アカシアとスペイン産ラベンダーのはちみつを使ったいちごのケーキ「フレジェ」(864円)や、はちみつ好きのためのムース「ムース オ ミエル」(648円)。その他、はちみつを使ったマドレーヌ、フィナンシェなどの焼き菓子も目移りするほどバラエティ豊富。贈り物にも喜ばれそうだ。