トロールの森

現代アーティスト・図工の授業・地域ボランティアで作る

『トロールの森』は、都立善福寺公園で2002年から始まった国際野外芸術展。現代アートを身近な環境の中で多くの人に鑑賞してもらいたいと遊工房アートスペースの村田夫妻が中心となり活動していたが、2012年からは地元有志、学校、アーティストで構成された『トロールの森実行委員会』が引き継いで運営している。
春と秋、木々の美しい時期に開かれるこの展示は、いつもと違う善福寺公園が見られ地元住民の楽しみの一つになっている。

春展
2005年、公園にほど近い桃井第四小学校がゲスト・ティーチャーに篠原有志男(しのはら うしお)氏を招き、子どもたち制作の『春どり』を展示したことをきっかけに『トロールの森』春展が始まった。それ以降4年生が図工の授業の中で招待アーティストと一緒に作品をつくり、善福寺公園下池の森に展示をしている。毎年100人ほどの児童とその保護者・それを支える地域ボランティアなど多くの人が関わり、「年を重ねるごとに地域の輪が広まった」と図工教諭・本永安芸夫(もとなが あきお)氏は語った。

秋展
公募で集まった現代アートの展示、パフォーマンス(日曜・祝日)を見ることができる。
桃四コミュニティスクールも、アーティストとリンクしながら共同参加。2007年からスタートした4年生対象の鑑賞授業は、参加アーティストからのヒントをまとめたシートを持って作品鑑賞し、作者へメッセージを書くもの。2012年秋展には、それぞれに自由に描いた絵をランドセルに貼って登下校するランドセルアートで全校生徒が参加した。

【次回】 トロールの森2017

開催期間:11月3日(金・祝)~23日(木・祝)
場所:都立善福寺公園(上池)、遊工房アートスペース、ゆうゆう善福寺館、杉並区立桃井第四小学校、西荻窪周辺店舗(予定)

DATA

  • 最寄駅: 西荻窪(JR中央線/総武線) 
  • 公式ホームページ:http://www.trollsinthepark.com
  • 取材:みっこ
  • 撮影:みっこ、坂田
  • 掲載日:2013年05月17日
  • 再取材日:2016年10月25日