2.「質問ボール」で会話のきっかけづくり
私は、将来自閉症の人を助けるような仕事をしたいと思っています。渋谷さんは、自閉症の人に直接関わったことはなくても、そういう人達の親御さんの相談を受けたことはあるそうです。やはり、自分の子どもが自閉症だと受け入れたくない、というケースが多いそうです。
また、一番自閉症の人を助けてあげられる職業は小児科の医師、障害児教育施設、養護学校などで働く人だ、とも教えてくれました。
お話の途中で、私が用意していった質問がなくなってしまいました。すると、こういうこともあると思って・・・と、渋谷さんが何かゴムボールのようなものを取り出しました。青くて、色々とパステルカラーで文字が書いてあります。「質問ボール」。質問や指示が色々と書いてあり、それをキャッチボールのように投げ合います。キャッチして、パッと目に入った指示や質問を読み上げます。
「深呼吸して肩の力を抜いてみよう」「三回ジャンプして」「やればできると三回言ってみて」「困っている友達がいたらどうする?」「問題が解けた時、どんな気持ち?」など。
ちなみに、これは初級で、上級など、色々なバージョンがあるそうです。
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