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| 『まちも私たちの教室だ、新しい価値を探しにまちへ出よう!』 |
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のれんやシャッターをどうしたらいいのか、商品に貼るシールをどのようにしたらいいのかなどについて話を聞く。生徒たちはその取材に基づき、店のイメージを考え、パソコンなどを使ってデザインを創っていく。
そのデザインを店主に提案する。デザインがまとまると、生徒は自分たちで創作したり、できない場合は地元の業者に頼んで創ってもらう。
ただし、店主が完成品を気に入らなければ採用しないという条件付き。
これは、本当におとなの世界だ。学生だからと、甘い評価をされるわけではない。デザインする前に、お店のおじさんやおばさんたちと話をすることで、人間関係がつくられる。話をしながら、相手が何を考えているか、何を求めているかを考える訓練ができる。
お店の人と信頼関係がつくられると、最後は「あなたの言うことなら信用できるから任せるよ」という深い人間関係までゆくこともある。
2004年、その1回目が行われ、1グループ6人で5班に分かれて、お風呂屋さん、酒屋さん、蕎麦屋さんなど5つのお店で行った。2005年は「より質の高いもの(優れたもの)」をめざし、1グループ6人で3店について行い、1店を2グループで担当する。
ただし、最終的には、2グループのうち1グループしか採用されないと、少しルールが厳しくなった。 |
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徳山さんの所属する「西荻まちメディア」が 昨年11月12日から27日に行った”科学とアート・こどもフェスティバル”のパンフレット
”地域のおとなとこどもが一緒になって何かをする、その体験がこどもたちの将来にきっと活きてくる”
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先生の教えている美術コースの生徒はデザイン関連の職業に就く場合が多い。将来の職業を考えた場合、この試みはお店のためになるだけでなく、自分のことも考えるひとつの手がかりになる。徳山先生は、総合的学習と情報科をセットにしたものが「デザインの学習」だと考えている。さまざまな人と会い、交渉をすることは将来的に大きな意味があるからだ。生徒たちは、お店のおじさんやおばさんたちと共同でモノを創ることの大切さを学ぶ。いまは、その大きな意味がわからないかもしれないが、あとから「自分はとんでもなくすごいことをやったんだ!」と思える時がくる、と徳山さんは言う。
地域のおとなと接したり、おとなたちと一緒になって何かを創ったりすることで、自分が動けば状況(自分のまわり)も変わることがわかってくる。それを続けていくと、たとえば、政治だって、自分が動くことで変えることができることがわかってくる。また、自分一人ではできないことでも、「こうじゃないの?」「こうすればいいんじゃないの?」とサポートしてくれる人が必ずあらわれる。そんなことも自分が動いて世の中と関わることでわかってくるということらしい。
西荻まちメディアでは、徳山さんは「コーディネーター(物事の調整・まとめ役)」「メディエイター(人と人、人と出来事とを出会わせる役)として活躍している。2005年の夏休みには、すぎなみアニメミュージアムで、夏休み工作アニメーション講座を担当した。これは、夏休みの工作で素材としてアニメーションを創ろうというもの。アニメーションのおもしろさは、木の葉や木の枝、何でも素材になるということ。また、工作で自動車を創ったら、完成したら終わりだけれど、アニメなら、今度は、その自動車を動かしてみる、
さらにクラクションなどの音をつける、といったように、一度創ったものを次々と創り変えてることで、面白さが広がるという。
杉並区は、アニメミュージアムもあり、アニメ工房もたくさんあるので、アニメーションの普及に力を入れているが、小さな子どものうちから、アニメに親しんでもらうことで、アニメの可能性を知り、これまでなかった新しいアニメを作る人が出てくると期待しているとのお話。私は、漫画が好きだが、なかなか自分で「創る」というまではいかない。アニメの可能性も考えたことがなかった。 |
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