すぎなみ学倶楽部 特設コンテンツ
ぼくたち、私たちが聞いた すぎなみ人 とっておき物語
えらんでね
仕事 私が「この道」を選んだ理由
転機:私の生き方を変えた、あの時
世界:世界へ視野を広げると見えてくるもの
人生:今の私につながる、ちょっと苦い思い出
社会:人とつながる、地域に生きることの意味
歴史:遠い昔の杉並のお話
特別編・杉並第五小学校 インタビュー名人になろう
全インタビュー一覧
『私たちの課題〜誰もが暮らしやすい新しい社会を作ること』
4.時代を変革する若者たちへ
 松田さんからの、夢の実現を目指す若者たちへのメッセージは、今の社会を新しく作り直して欲しい、ということだそうです。「若者はすごい、私たちが出来ないことがどんどん出来る」。 だから携帯電話で仲間内のコミュニケーションを楽しむだけでなく、社会を新しくすることにも積極的になって欲しい、と松田さんは願っています。「僕らの作った戦後の社会は、私たちが生きるために出来たもの。 若い人たちのためのものではないところがある。そういうところは壊して新しくしないと、私たちのコピーでしかないんだ。だけど、社会を新しくする時、シニア・壮年の方のことも忘れないで欲しい」と。 私たち若者が生きるための社会にするには、一度今の社会を自分自身で再点検しなければなりません。その時に自分たちの事ばかりを考えていたのでは「本当の社会点検」にはならないと思います。 若者だけでなく、高齢者や働き盛りの方たち、そして子どもと女性、皆が暮らしやすい社会を作ることが、私たちの課題です。
 さらに、私は女なので、これから先、そのことが壁になる時が訪れるかもしれません。日本は、口では男女平等と言っても、まだ実際にはそうでない部分があります。女ではなく、一人の人間がここにいるんだ、と言える社会にもしなければならないのです。
 また、私たちが今すべきことは、自分自身を豊かにすることだそうです。色々なことを吸収することが大事だと教えてくださいました。学生時代と社会は全く違っていて、例えば教師を目指す人であれば、そのための授業と実際の現場とはイコールでは結べないもの。そのため、学校は社会に出るための練習場所と考えて、自分の中身を豊かにしなければならない。学校は、現実に負けないものを蓄える、「生きる」ための学問を学ぶ場所なのです。
 そして、今の日本は学歴社会のため、まずは勉強をして大学に入ること。「能力を測らずに形式で人を判断する面が日本社会には多くあります。だから、自分がそんな世の中を変えていくという自覚を持って今を過ごして欲しい」。私だけでなく他の人も、全ての若者がこの自覚を持って生活していけたらいいと思いました。
 最後に、これから挑戦したいことを伺うと、まず杉並の地域社会に入りたいということを挙げました。 「一緒に命をかけて仕事をした仲間でなくても、小さな関わりをした人が、今でも連絡をくれたりすることはうれしい。 地域社会と一緒になって何かをしたい」と考えていらっしゃいました。
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