すぎなみ学倶楽部 特設コンテンツ
ぼくたち、私たちが聞いた すぎなみ人 とっておき物語
えらんでね
仕事 私が「この道」を選んだ理由
転機:私の生き方を変えた、あの時
世界:世界へ視野を広げると見えてくるもの
人生:今の私につながる、ちょっと苦い思い出
社会:人とつながる、地域に生きることの意味
歴史:遠い昔の杉並のお話
特別編・杉並第五小学校 インタビュー名人になろう
全インタビュー一覧
『"虫"を通して自然の神秘を知る楽しみ』
語り手:小林弘一さん
高井戸在住

インタビュアー:今井達也さん
東京学芸大学付属大泉中学2年・男子 上荻在住

お話を聞いた日:2006年1月8日
1.昆虫に目覚めた子ども時代
 小林さんが虫に興味を持ったのは小さい頃に買ってもらった「ファーブル昆虫記」や「シートン動物記」がきっかけとなりました。小学校は世田谷区でした。 しかし同級生に虫好きの人がいなかったために、横の広がりはなかったそうです。でも、理科の先生が標本を作っていたため、興味は増しました。
 大きな広がりは中学に入ってからです。 生物部に所属し、クラブの先輩から昆虫の話を聞いたことで、蝶を追いかけるようになりました。クラブで谷川岳へ合宿に行き、ウラキンシジミなど珍しい蝶とのふれあいもしたそうです。昆虫を本格的に始めたのはこの頃からで、採集、標本製作、写真撮影などを始めたそうです。この中で一番強く興味を持ったのが昆虫や植物の写真撮影。 当時のカメラでは接写が無理だったため、植物中心になりがちだったが、父上が愛用していた二眼レフカメラを借り、虫や植物をたくさん撮っていったそうです。
 その後は大学の電気工学科に入学、卒業してステレオ製作の会社に就職、輸出を担当したそうです。 会社に入ってしまうと趣味の時間はほとんどとれず、撮影は一時休止となりました。
  25、26歳のとき、香港に駐在し、英語や広東語をかじったそうです。その後コンピューターセクションのシステム部や品質保証関係部署に入り、大型コンピューターのシステム設計を担当し、「どこでプログラムを使ったら上手くいくか」などというシステム開発の技術を学んだそうです。ここで身に付けた知識を活かし、現在勤めているIT関連の会社に転職しました。 しかしITと趣味は全くといってよいほど接点がなく、趣味はあくまで趣味として持っているそうです。
 しかし、興味としての接点はあるようです。理系、技術系の人は一般に、図録や図鑑が好きな人が多く、抽象的なことを考えるよりも、図鑑に出てくるリアルな情報に魅力を感じるとおっしゃっていました。
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