すぎなみ学倶楽部 特設コンテンツ
ぼくたち、私たちが聞いた すぎなみ人 とっておき物語
えらんでね
仕事 私が「この道」を選んだ理由
転機:私の生き方を変えた、あの時
世界:世界へ視野を広げると見えてくるもの
人生:今の私につながる、ちょっと苦い思い出
社会:人とつながる、地域に生きることの意味
歴史:遠い昔の杉並のお話
特別編・杉並第五小学校 インタビュー名人になろう
全インタビュー一覧
すぎなみ人とっておき物語
『個人の資産相談 1,2,3・・・ 承ります』
3.ボランティア活動のこと
 河田さんは本業の傍ら、ボランティア活動も行っており、NPOファミリービジネスネットワーク(インターナショナルな組織)の理事でもある。何故、そのような活動を始めたのか、伺った。
 日本だけでなく、世界的にみても、資本と経営が分離されていない会社が圧倒的多数を占める。日本でも大企業になりながら上場していない会社はいくらでもある。それは、ファミリーで経営していることのアドバンテージが、その会社にうまく合っているのだろう。 つまり、家族経営がうまく機能しているといえる。 それなら、家族経営的な会社の機能を他社もまねてみれば‥というのがそもそもの始まり。
 「生きたお金の使い方をする」と言われるが、お金を上手に使うことは大変難しい。経営者も、経済的に安定するに従い、いろいろな欲が出てくる。たとえば、ベンチャーキャピタルに投資しても回収できないことが多いので、悩んでいる人が多い。 こういう方々に社会的に生きるお金の使い方をアドバイスするのも活動のひとつである。 この分野は、西欧の同業者が顧客に必ず勧めるメニューの一つになっている。 また、会社を自分の子どもに継がせるのか、それよりもっと優れた外部の人に任せるのか‥そんな相談にも応じる。
4.今の若者の悩みや疑問への回答、その他ご意見など
1) 仕事(人生)を長く続けていると、
 いろいろなものが心の中に澱のようにたまってくる。これは生きている限り仕方がないこと。それを愚痴にして酒で紛らわせる人もいるが、それは空しいだけだ。自分の心の中にたまってくるものをちゃかすことで、また新たな気持ちになれる。嫌なことを"芸の肥やし"だと思うこと。
2) ヨーロッパでは、
 働くことにあまり高い価値観を置かないところがある。ある年齢に達すると、それまで蓄積してきたものを社会に還元・配分することを考える人が結構いる。"持てる人(資産家)"はお金を使うことに忙しい、そうでない人は生活のために働くことに忙しい‥人生さまざま。どちら側に立つか? そのためには、どうするか、考えていくことが大事。
3) 文系と理科系とどちらが大変か?
 一般的に理科系の方が大変というが、最終的には目に見えるモノを作っている理科系より、"答えのない世界"で働く文系の方が大変なのではないかと思う。
4) 河田さんの仕事や人生に対するエネルギー、その源は? 
 「自分の嫌いなことは、人と同じことである」。会社に入った当初から、周囲の人と同じなのが嫌いで、白いシャツは着たことがない。もうひとつは、コンプレックスを認識すること。「自分の中のコンプレックスを見つけろ! そしてそれに立ち向かえ!」
 学校教育などで、人より劣っていると、それは個性だから気にするな、などというが、それは間違い。世の中、平等なんかない! 不平等と認識するところからスタートすべきだ。
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