すぎなみ学倶楽部 特設コンテンツ
ぼくたち、私たちが聞いた すぎなみ人 とっておき物語
えらんでね
仕事 私が「この道」を選んだ理由
転機:私の生き方を変えた、あの時
世界:世界へ視野を広げると見えてくるもの
人生:今の私につながる、ちょっと苦い思い出
社会:人とつながる、地域に生きることの意味
歴史:遠い昔の杉並のお話
特別編・杉並第五小学校 インタビュー名人になろう
全インタビュー一覧
『日本音楽の伝統を支える、"日本人気質"のアメリカン』
・箏はさまざまな音が出せるところが魅力で、♯(シャープ)、ダブル♯、ミュートなど、右手で弦をひいて音を出した後でさまざまに変化をつけることができる。箏の柱の位置を自由に変えることが出来るので、どの音階でも作れます。 一番低い音から一番高い音までの音域はだいたい3オクターブです。
・箏には十三弦の他にも、宮城道雄(注2)が開発した十七弦、最近では二十弦といったものも作られているのです。 もともと伴奏用だった箏ですが、十七弦や二十弦といった低音が出せる箏の出現で、独奏もできるし、多数の箏での合奏において、音に深みを持たせることもできるようになったことで、 クラッシック音楽の演奏のように合奏することが面白いとパターソンさんは考えているようです。
・箏は桐製で、高価なものは木をくり抜いて作るので、百万円以上もする。練習用の安いものは10万円以下だが、安いものは、広いホールでの演奏では後ろの方の席まで、鋭い音が届かない。 やはり時間と手間をかけてつくったものにはかなわないとのことでした。


「箏を間近に聞く機会は滅多にないでしょうから、インタビューの前に一曲弾きますので聞いてください」と箏を弾き始めたパターソンさん。
その音色は優しく人を包んでくれる。



【編集部 注記】
注1.箏(こと):コトという楽器には「箏」の字を使うのが正しい。現在では琴の字を使う人もあるが、もともと箏と琴とは違う楽器である。胴の上に柱(じ)を立てて演奏するのを箏、立てないのを琴という。古くは弦を張った楽器はすべてコトといった。
注2.宮城道雄(1894〜1956):日本を代表する箏演奏家・作曲家。西洋音楽の要素を導入し、箏と尺八の二重奏曲『春の海』(1929)など現代邦楽への橋渡しとなる新しい筝曲を作った。           
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