すぎなみ学倶楽部 特設コンテンツ
ぼくたち、私たちが聞いた すぎなみ人 とっておき物語
えらんでね
仕事 私が「この道」を選んだ理由
転機:私の生き方を変えた、あの時
世界:世界へ視野を広げると見えてくるもの
人生:今の私につながる、ちょっと苦い思い出
社会:人とつながる、地域に生きることの意味
歴史:遠い昔の杉並のお話
特別編・杉並第五小学校 インタビュー名人になろう
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『歴史はミステリー、謎を解く名探偵の名は文化財修復士』
 発掘で毎回、毎回断片がそろって見つかるわけではなく、ほとんどが不完全な形で発見される時の方が多いそうです。このような場合、一つひとつの土器破片をくっつくかどうかを確認し接合していく。 欠けているところ、欠落しているところが出てくるので樹脂で埋め合わせて全体像をイメージしながら形を整えて彩色する。 美術学校の油絵科を卒業したのが役立っているそうです。 また、ちょっとした色の変化や、割れ口などで「ここに当てはめれば正確に復元されるだろう」と予測し位置を決めるので、前後左右が逆になる可能性もあり神経を遣うそうです。
 このほかに古墳時代の保存処理をした鉄剣を見せていただきました。切り口は朽ち果てて、握るところしか残っていなかったのですが、金色で、鳥の装飾が付いてとても綺麗に修復されていました。鳥が少し間抜けな顔をしていたのがおもしろかったです。

縄文後期の土器。
緻密な細工が施されている

中には、縄文人が埋める前にわざと一部だけ壊したと思われる土器があって、埋めた時の形にするか壊される前の形にするか頭を悩ますこともあります。



2."歴史探偵"との一問一答
 石原さんにいくつか質問をさせていただきました。
Q1:縄文土器、弥生土器、鉄器の中でどれが一番保存、復元が難しいですか?
A1:難しさはどれも一つ一つ違います。土器などは、破片がない部分の模様や形をどうするのか決めるのが大変で、考古学者、学芸員の意見を参考にして決めていきますが復元が捏造にならないよう気を使います。 金属などはまれに金で装飾した部分がありこれは大変傷つきやすいので金を傷つけないように、顕微鏡をのぞきながら錆や泥、埃などを落とさなければならない、顕微鏡下の作業なので大変です。 丹念にやればやるほどいいのですが、時間と予算の制限があり悩みながら丁寧な仕事を心掛けています。
Q2:この仕事をして一番うれしいことは何ですか?
A2:仕上がりが、うまくできて自分で納得できたときがうれしいですね。
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