 |
| 『元動物園の園長さんに聞いた野生動物たちの不思議で心温まるお話し』
|
 |
2.肉食動物と草食動物の違い
私たちは、獣医さんで多摩動物公園・上野動物園の園長さんであった浅倉繁春先生にインタビューしてきました。
なぜ先生にインタビューしたのかというと、動物園の園長さんなんてめったに会えないし、いろいろ、動物の事についてのお話が聞きたかったからです。
はじめに、浅倉さんは、肉食動物と草食動物のちがいを話してくれました。動物には主に草などの植物を食べる草食動物と動物の肉を食べる肉食動物の2種類があります。
しかし、人間も含めて植物も食べるし肉も食べる雑食性動物もいます。 ブタやクマなども雑食である。
自然のバランス関係で、草食動物の方が肉食動物よりも数が多い。
動物の赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいるときは、羊水という水に浮かんでいる。だから生まれたばかりの赤ちゃんはぬれていて、人間と違って毛がはえているから、すぐに乾かしてやらないと死んでしまう。
そこで、動物のお母さんは赤ちゃんが生まれたら、すぐにきれいになめて乾かしてあげるんだ。草食動物の赤ちゃんはすぐに歩きはじめることができる。
いつ肉食動物におそわれるか分からないから、生まれた瞬間から逃げられるようになっているんだ。
浅倉さんが話してくれた事は動物のお母さんはどのようにして子どもを育てるのかです。 |
 |
 |
肉食動物と草食動物は生まれた時から違いがあるんだよ。
|
 |
●草食動物
(1)子供は1〜2頭、妊娠期間が長く、お腹の中で成熟して生まれる。目は見える、耳、鼻も発達している。肉食動物が現れたらすぐ逃げることができるように生まれてすぐに立ち、歩いたり、走ったりできるし、母親のお乳を飲む。草食動物は危険を避けるため、お母さんのお腹の中に長くいて、かなり成長してから生まれるわけだ。お母さんの体内にいる期間は多くは8〜9ヶ月だが、ゾウは22ヶ月、キリンは480日もいる。
(2)親は、草や樹木などの枝や花を食べる。植物は逃げないから比較的簡単に食べ物は手に入る。
(3)ウシやキリンなどの胃は4つに分かれる。胃の中で微生物が消化を助ける。腸は長く消化に時間がかかる。 |
 |
|
1ページ目 | 2ページ目 | 3ページ目 | 4ページ目 |
 |