すぎなみ学倶楽部 特設コンテンツ
ぼくたち、私たちが聞いた すぎなみ人 とっておき物語
えらんでね
仕事 私が「この道」を選んだ理由
転機:私の生き方を変えた、あの時
世界:世界へ視野を広げると見えてくるもの
人生:今の私につながる、ちょっと苦い思い出
社会:人とつながる、地域に生きることの意味
歴史:遠い昔の杉並のお話
特別編・杉並第五小学校 インタビュー名人になろう
全インタビュー一覧
『昭和30年代の松渓中学周辺ものがたり〜先輩・後輩対談』
語り手:菊野一雄さん
荻窪在住・立教大学経済学部教授

インタビュアー:
五來桃子さん(松渓中学2年・女子)
河野まどかさん(松渓中学2年・女子)

お話を聞いた日:2005年8月28日
1.菊野家のこと
 現在の杉並区中央図書館敷地に菊野家のお屋敷がありました。菊野家の曽祖父七郎さんは幕末に長崎や横浜に留学してフランス語学者となり維新後「陸軍歩兵操典」を訳しました。 当時の出版物としては大変なベストセラーとなって、それなりの印税が入り、このお金で荻窪に数万坪の土地を買ったのが荻窪と菊野家とのご縁の始まりとのことです。
 明治12生まれの祖父さんは陸軍士官学校を出て日露戦争に参加した軍人で、麹町に住んでいましたが、関東大震災(1923年 当時の杉並区の人口約5万人)があり、都心で家族が生活することに不安を覚えたので荻窪に移転しました。 当時、荻窪は「東の鎌倉」と呼ばれ静かな別荘地にあるような住宅が並んでいました。 また、現在の中央図書館から荻窪団地に抜ける道は軍人があちらこちらに住んでおり、中将もいたので「中将通り」とも呼ばれていました。
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