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| 『介護ヘルパーとのインタビュー〜誰かのために尽くすということ〜』
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語り手:澤谷みどりさん
杉並区在住 事業所 サービス提供責任者・ヘルパー1級
インタビュアー:佐藤秀行さん
立教大学3年生・男子
お話を聞いた日:2005年8月16日
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訪問介護のヘルパーをなさっている澤谷みどりさんにインタビューをする機会をいただきました。心の底から利用者さんやそのご家族の幸せを願って活動されているヘルパーさんが、そこにはいました。
「私は『よくない』ヘルパー候補生です」
開口いちばん、このようにおっしゃいました。その時私は一瞬耳を疑いましたが、インタビューを終えた今、「よくないヘルパー」は同時に「よいヘルパー」でもあるのではないかと思うようになりました。さて、以下では、そんなお仕事ぶり、ヘルパーになった経緯、心に残っている利用者さんのお話などをご紹介したいと思います。
1.介護ヘルパーには「してはいけない」ことがいっぱいある
介護ヘルパーの仕事は生活の補助をするもの、と規定されています。また、介護保険のルールもたくさんあります。たとえば、窓ガラスをふく、といったことはしてはいけないことになっています。しかし、一人暮らしや寝たきりの人の場合、つい窓ガラスをふいてあげようという気持ちになるそうです。
「ちょっと向こうを見ていてください」といって拭いてしまうことがいけないのかどうか自問自答する、「窓ガラスをふいてはいけないというのは、危険を伴うから」ということで理解しルールには意味があるものと思っている。
ルールを守る結果、心が通わなくなる恐れはないのかと悩むことがあるとおっしゃいます。
利用者さんやそのご家族の個々のニーズを満たすために、「この程度なら大丈夫」とルール違反すれすれのところを自分の判断で行う気持ちになるのが(つまりは良い)ヘルパーなのです。しかし、うっかりやってしまうこともある。 こちらで勝手にやったしまうことは危険だから、常日頃から注意しています。 強いご要望がありやむをえずの場合、「やり過ぎました。以後気をつけます」と言う場合が時たまあります。 習慣化すると予測がつく場合は当然お断りするそうです。 一見、心の通っていないルールにも意味があり、ルールを決めることは正しい、ともおっしゃいました。
「ルールは尊重しながら、気持ちを込めるのはいいのではないかと思う」ともおっしゃっていました。 |
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