はじめに・・・私は大学で教育学を学んでいます。それだけに教育に関しては人一倍、関心を持っています。しかし、残念な事に今まで教職員の方と一対一で本音で話す機会がありませんでした。何時の日か、子どもと共に学び、共鳴しあっている先生と話がしたいと常に思っていました。たまたま桃四小のマイマイハウスのことを耳にして面白そうだなぁと思いました。是非この企画の代表者でもある本永先生にインタビューをさせていただきたいと思い、今回の実現に至りました。
1. 本永先生が教師になるまで
本永先生は広島で生まれ、その後父親の転勤の都合で東京都の世田谷区、山梨県の甲府市、小学校四年生から杉並区の善福寺で暮らすようになりました。幼い頃に泥んこになるまで遊んだり、虫を採るなど自然の中で生活した事が今でも役立っているそうです。大学では彫刻を学びました。卒業後会社勤めか教師になるか迷いましたが会社員を選びました。そこでオートバイのデザインをやり、デザイナーという小さい頃からの夢を実現しました。しかし教育実習をした時のことを忘れられず、教員採用試験を受け直し教師となりました。
2. 中学校の教師時代のエピソード
最初の赴任先が世田谷の中学校でしたが、とても荒れていてガラスが割れるのは当たり前という学校で、毎日が小説の様でした。教師の仕事は大変でしたが子どもたちとの毎日に夢中でした。移動教室や修学旅行では自由に行動するようにして、田舎の町で古い物などを見つけながら歩くようにさせたり、スケッチさせるなど仲間と一緒に考えて色々と企画しました。今こそあたりまえのそれらの活動は当時としては珍しかったのです。 生徒指導などで自宅に帰るのが23
時、24時になることもたびたびでしたが、思春期、青年期を子どもたちと共に再体験した日々でした。 |