「涼」それは夏の厳しい暑さの中で私たちが最も求めるものです。現在の何かと便利な時代、家の中で冷房を効かせて一日中その涼しさの中で生活することも少なくないでしょう。しかし、それは単なる「涼しさ」というだけであって「涼」ではないのではないでしょうか?「涼」には簡単な言葉では言い表すことのできないような風情や趣が感じられます。しかし「涼しさ」というと、自然の中の「涼しさ」でも冷房を効かせた「涼しさ」でも同じように感じられてしまいます。「涼」それは決して人工的には作り出すことの出来ない、自然が生み出した宝物なのです。
そこで、人が作り出した物の恩恵を常に受けている私たちにこそ、普段じっくりと考えることの少ない、その宝物を杉並の中に見出す価値があるのではないかと思い、杉並の「涼」を追うことにしました。今回「涼」を追う場所は杉並をわずかに流れていて、また私たちの学校の傍にあり、親しみやすい玉川上水に絞りました。そして玉川上水と夏の風物詩であるホタルとの関わりや、ホタルの飼育に携わっていらっしゃる方へのインタビューを中心に取材をしました。
この私たちの取材から少しでも、自然に対する親しみや自然が傍にあるということのありがたみなどを感じていただければ幸いです。
主宰 :國學院久我山中学3年
小田菜南子さん・藤田恵理さん・藤田真理さん
サポーター:学年主任 高橋秀明教諭













