●吉祥院(高井戸不動尊)
環状8号線の喧騒からは思いもつかないほどの静寂を味わうことができる空間。
ここは本尊を不動明王とする天台宗の寺で、吉祥院(高井戸不動尊)という。上高井戸村の並木卓善によって、明治16年に開創された。当時、寺院の新設は禁止されていたのだが、台東区谷中で廃寺となっていた「吉祥院」=江戸初期、松平定信らの崇信を受けていたが明治維新で廃寺となった=を再興するという形で開かれた。
現在の本堂は文化3年(1806)の建造で、開創の年に移築された。また境内の諸石像を配した築山は、成田山を模したものといわれている。
杉並区高井戸西1-5-44