清掃事業の完全移管を目前にして
1994(平成六)年1月17日、東京都はごみの分別回収を推進するため以前の黒いごみ袋を廃止し、中身が見える半透明のごみ袋を導入した。時期を同じくしてごみ袋を荒らすカラス被害の苦情が増え始める。カラス自体の数も1985(昭和六〇)年以降、増加の一途をたどっていた。清掃事業は、2000(平成十ニ)年4月1日より東京都から各特別区へ移管され、杉並区では、2002(平成十四)年6月からカラス対策として、「可燃ごみ夜間収集モデル事業」を実施。ある程度の効果はあるものの、効率やコスト面での負担が大きく、2006(平成十八)年の清掃事業完全移管を前に頭を悩ませていた――。
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