ラシェット(L'Assiette)が荻窪駅北口からほど近いことぶき通り商店会にオープンしたのは、2011(平成23)年。店名のラシェットとはフランス語で“皿”の意味。店主の早瀬さんは、かつてフレンチレストランに勤めた経験があり、家庭でも気軽に本格的な料理を食べてもらいたいとテイクアウト専門の惣菜店を始めた。フレンチの惣菜をメインに、欧州各地の料理を手作りで提供している。「主菜、副菜となる物を、毎日20種類ほど提供しています。商品にも価格にも、ここだけの個性を意識しています」と早瀬さん。手軽なテイクアウト専門店であることから、若いビジネスマンから年配者まで、幅広いファンがいる。
おすすめ商品
華やかでボリュームのあるチキンバターライス(770円)。鶏もも肉の皮と肉の間に、クミンで味付けしたバターライスを詰め、フライパンで表面をこんがりと焼いて余分な油を落とした後、じゃがいもと一緒にオーブンで蒸し焼きにしたもの。クミンのカレーのような風味が食欲をそそり、じゃがいもには肉から出るブイヨンがたっぷりしみこんでいる。持ち寄りパーティーなどの一品にぴったり。また、毎日2種類用意される日替わり弁当(680円)では、弁当専用に作られるビーフカツレツが一番人気。層になった薄切りの牛肉の間に、玉ねぎ、人参などの野菜のソテーとチーズをはさみ、衣をつけて揚げている。日替わり弁当のメニューは、Facebookで1週間分予告され、予約もできる。