株式会社 A-1 Pictures

会社概要

所在地:阿佐ヶ谷スタジオ(本社)/杉並区成田東
    高円寺スタジオ/杉並区梅里
創業:2005年5月創業
会社が手がけてきた作品
「心が叫びたがってるんだ。」(映画)「アイドルマスター シンデレラガールズ」(テレビ)「WWW.WORKING!!!」(テレビ)「青の祓魔師」(テレビ)「亜人ちゃんは語りたい」(テレビ)その他多数

インタビュー

ジャンルを問わずいろいろな作品を手がけるアニメーション制作スタジオ「株式会社A-1 Pictures」の代表取締役社長 清水博之さんに話をうかがった。

なぜ杉並に事務所を構えたのか
最初は千代田区にある親会社ANIPLEXのオフィスの中にいましたが、作品を作っていく上で独立したオフィスを構えることになりました。美術や撮影など関係する会社との横のつながりもあり、総武線、中央線、西武線沿線の中で、アニメーターさんやクリエイターさんも多く住んでいる利便性の高いこの場所を選びました。事業内容は主にアニメーションの企画、制作をしています。

得意分野・ジャンル
スタジオによって個性がはっきりしているところもありますが、弊社は大ヒットコミックを忠実にアニメ化した作品や、オリジナル作品、青春ものやロボットものなどジャンルを問わずいろんな作品を手がけているところが魅力です。担当するプロデューサーや監督、現場のクリエイターそれぞれに個性があるので、そこが幅広い作品群につながっていると思います。
ANIPLEXがソニー・ミュージックエンタテインメント傘下ということもあって、音楽に対するこだわりもありますね。アーティストと提携して劇中の楽曲の選考や主題歌を一緒に作ったり、オープニングやエンディングの演出も緊密に打ち合わせをして、音楽と映像がシンクロするように作っています。

製作ポリシー
アニメ業界の仕事は人が命。外部の監督や演出家、アニメーターさんたちだけでなく、社内のプロデューサーやクリエイター、社内スタッフ、それぞれが本当に重要なので、関わる人を大切に仕事をしていかなくてはいけないと感じています。
作品的には、お客さまに届けるということが重要なので、制作やクリエイターの一人相撲にならないように、時代やユーザーの顔をみながら作っていきたいですね。社内にも個性的なプロデューサーがいるので、いつもどういう企画をするのか楽しみだし、フリーのクリエイターさんからの企画もどんどん取り入れていきたいし、より努力していきたいなと思います。

今後チャレンジしたいこと
弊社の一番最初の映画『宇宙ショーへようこそ』がオリジナル作品だったこともあって、映画に対しても思い入れが強いスタジオです。テレビシリーズは会社の収益の柱で大事なんですが、映画についても、より力を入れていきたい。映画『心が叫びたがってるんだ。』は、「第39回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞」を受賞しました。今後も日本の最優秀作品賞、アメリカのアカデミー賞でも賞を取るぐらいの作品を作っていきたいと思います。

区民・読者の皆さんへ一言
アニメに興味があるお子さんや学校に向けて、何かしら地域貢献をしていきたいと思います。子供たちに将来、アニメや映画の仕事に就いてもらったり、次世代に引き継いでもらうためにも何かやるべきじゃないかな。アニメの画面作りは実写以上に計算されています。実写もCGの発達で、昔に比べてさまざまな画面作りができるようになってきましたが、アニメは絵なので、いろんな部分で実写以上に計算できる、だからこそより感動を与えたり人の心を動かすことができるのではないでしょうか。そこを大事に、世界中の人により訴えかけるような作品を作っていきたいと思います。
アニメはコアなファンが多いのですが、いろんな人にアニメの面白さ、作品の魅力を知ってもらえたらと、スタッフみんな思っています。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や『心が叫びたがってるんだ。』は、アニメファンだけでなく、年齢、男女問わず多くの方に観ていただきましたが、アニメっていいんだよっていうのをもっと伝えていきたいです。抵抗がある人もいると思いますが、より多くの方に観ていただき、広がりをもっていけるといいですね。

本社外観(写真提供:A-1 Pictures)

本社外観(写真提供:A-1 Pictures)

「青の祓魔師 京都不浄王篇」

「青の祓魔師 京都不浄王篇」

「亜人ちゃんは語りたい」

「亜人ちゃんは語りたい」

DATA

  • 公式ホームページ:http://a1p.jp/
  • 取材:坂田
  • 撮影:写真提供:A-1 Pictures
  • 掲載日:2017年03月27日